第九話「朝霧の女」

少尉殿、どんどんこの話の楽しみ方が分からなくなっているのですが、どうしたものでしょうか。
 銃後の悲劇とか、兵士の誇りであるとか、色男のやさしさとか、どこかで見たことがあるようなネタをどこかで見たことがあるようなやり方で処理しただけで、なにかのパロディであるわけでもなく、本当にそれのみで、このシリーズならではの味付けというものが皆無なのであります。伍長のところの猫さんに萌えられればそれでいいという意見もあるかと思いますが、そのレベルでこのアニメは満足していいのでしょうか? 
とくに、少尉殿がほとんど脇役と化しているのが由々しき事態であります。
 OPにあるように、少尉と伍長で無双のコンビ。やる気と頭脳、常識と破壊力、というコンビの力をいかに、見せていくかが、このアニメの肝であるとおもうのですが。