第八話

宰蔵の話。そのいち。
今回のポイントは、人の妄執の顕現ではなく、独立で動き、攻撃を意図して接近してきた妖夷の存在か。今後、妖夷軍団とか出てきそうでもある。しかし知能ある敵として狐は最適でありますな。狸だと、ぽんぽこになってしまう。

針の話やら、演劇とは妖夷だとか、相変わらず頭でっかちな内容ではあるが、適度なバトルと、端正でゴージャスなヴィジュアル、そしてクールな若本規夫と、見ていて少しもあきさせない。
次回、おそらく宰蔵の名に含まれたポジティヴな意味をユキさんが見つけるのだろうが、妖夷にやったように、手を押し付けて文字を取り出すのだろうか? 絶対運命黙示録
 
 そういえば、アトルが当たり前のように、メイクなしでほっつき歩いていたが、遊郭にいないといけないという話はどこに言ったのでしょうか。確かに遊郭にずっといたら、馬と喋ったりするあたりのコントみたいな話もできないだろうけど、前回の設定がいきなり消えてしまうのはどうかと思う。