第八話

 雪山温泉サバイバル。ラストの種明かしがあろうとなかろうと、茶番は茶番で、でもそれで悪いわけではない。むしろ大歓迎である。バカップルに、なんだかんだで女神様のことが好きな生徒会、兄萌えの妹、主人萌えの部下、アイキャッチ的に出てきて画面を和ます偽ホシノルリ……と、この話のキャラはこういう馬鹿話のためにあると改めて思う。
 キャラもの、というだけでなく、女性パートのいろいろと工夫した画面構成(メインでしゃべるキャラ以外の反応を出来るだけ拾い、かつそれなりにお色気ののぞめるショットの選択、ということである)や、男性パートのオリジナルの歌曲までつくっての大げさな盛り上げと、アニメ的にも見所が多くていい感じでありました。

 ときに、能登眞美子キャラの髪型がプルートーのようだったのが、なにかうれしい。