第八話「放課後の呪者#2」
ジャズはいい。心を癒してくれる。
あ、なんのことかというと、機械にゴーストハントとデスノートを録画させておいて、BS2の東京JAZZ2006を見ていたという話です。目当てはチック・コリア&トロンハイム・ジャズ・オーケストラ。その「マトリックス」の二十分近い演奏がすばらしかった。夏に出た二千年のライブCDよりテンション高し(特にドラマー)。やはり、若手とやると俄然気合が入る模様。「スペイン」での和気あいあいのコール&レスポンスも楽しかったけど、やはりチックはああいう鋭い演奏をしているときが一番素敵である。相撲取りのように太ったその外見はまったく素敵ではないけど。少しは痩せてほしい。
閑話休題。
ファイル3のシャープ2である。
幽霊だか、超能力だか、呪いだか、という事件の捜査が続く。ホラー的にも弱いし、またも雅子は負傷するしで、絵的にも内容的にも見所が少ない。謎ときものとしても、ウブスナ先生が怪しすぎるので、謎という感じがしないうえ、しかもそれは前回から変わらないし。
やたら、麻衣のナルにたいするリアクションが乙女チックなのが変化といえば変化だけど、これは伏線といえるのかどうか(夢のナルの話がらみかね?)。
そういえば、リンさんもいつの間にか麻衣に敵対行動をとらなくなったみたいだが、エピソードの間に何かあったのでしょうか。やっぱりそろそろ日常設定の説明がほしい。麻衣も当たり前のように、平日に仕事しているけど、いったいどういうことなのだろうか。
なにともあれ、ここまで溜めたのだから、次回、呪いでも怨霊でもいいから大暴れして楽しませてほしいところ。