第七話「絆」

 そしてまた救いようのない地獄少女の時間になるのでした。スタッフどこまでも性格悪し。
 今回なんか、人を呪えば穴二つどころか、三つは掘っている。しかもひとつは明らかに被害者のよりもだいぶ深い。少なくても他人の目には(主人公の心のうちでは十分幸せであるのかもしれないので)。
 今回のターゲットはある意味、最も地獄に落としがいのないキャラでした。死んだお兄さんが地獄にいないというのをしかと知らしめた方がいいのではと思わないでないが、まあこのお母さんは別に悪い人というわけでもないしねえ。そもそも兄が人形をもらっていなかったら、地獄サイトが開いたかどうか、微妙な気がするし。

 しかし、シナリオに凝るあまり、地獄通信ルールがどんどん適当になっているような気がしますな。いや、地獄通信はフレキシブルな活動を目指しています、か?