第四話「秘密」

冒頭、輪入道がラーメン食べてたり、骨女が看護婦になってたり、何事かと思うが、ようするに依頼もされていないのに調査しているわけである。まめというか人がいいというか。

今回の依頼は依頼者にもけっこう問題がある――平たく言うと「現金に手を出すな」的な内ゲバ話で、はっきりいってうらむ権利などないようなものだけど、ともかく犠牲者側をグーでなりたくなるようなやつに設定し、恨みの遂行とは別のラインで悲劇に主人公を突き落とすことで、どうにか話をごまかした感じである。あいたちのお仕置きが、恨みとは関係のない他のいじめになってしまったのはちょっとどうかと思わないでもにないが。
 
そしていよいよ登場の謎の少女。猫目というよりはエイリアンみたいな目であったが、どちらかというと地獄チームと敵対しそうな行動をとらせておいて、あいの妹みたいなポジションに置くやり方は面白い。もっとも、それだけでは到底すみそうにはないが。