第三話

 藤原啓治、あやしチームに落ち着く、の巻。序盤変にうじうじしているから、これはまた小夜とおなじく、やる気を出したり出さなかったりを延々続ける恐怖のパターンかと思ったら、そうではないようで一安心。
 ドラマ的には前回に劣るが、シュールな外見の異形のものとの派手な戦いの体育会系ノリと、武士の本懐をめぐる爺さんとの対話の文系ノリの組み合わせがいい感じで、文字を武器とする藤原啓治はいってみれば、体育会系と文系をつなぐ役割なわけである。それは同時に、この世とあの世のつなぎ手でもあるのだろう。

 歌舞伎のはや代わりのような、アーエルの巫女変身は笑うところなのか、萌えると
ころなのかわからない。いや、両方か。
 そして次回もまた新キャラ登場。六人目のメンバーなのかな?