第二話

放映日はおろか番組の存在まで忘れかけてたりして。

しかし見てみると、それなりに面白い。
いきなりからだの口調が変わっているとか、眼鏡が簡単に割れすぎとか眼鏡のまま枕に顔をおしつける人間はいない、妹の失踪を警察にも訴えない兄とか(何か理由があるのか?)、しかも学校には失踪の事実すら告げずに嘘までついて事態を悪化させるとか細部の荒さは気になるが、インサートされる風景描写に登場人物の不安感を象徴させたりするあたりは、なかなかの見物。

 肉体年齢の入れ替わりがシリーズ中ずっと続くとすると、からだが自分の現状を受け入れるだろう次回からが本格的なドラマのスタートになるはずなので、そこまではまだ、内容についてはあまり言うことがありませんのですよ。

 前回なにかエロゲーを連想するといったがその一端がわかった気がする。それは音楽。光宗信吉による、ミニマルなアルペジオ主体の楽曲(やはり光宗氏が手がけた「魔法先生ネギま!」の幽霊少女の回に使われてたのと同系統のやつですね)が、エロゲーの日常場面なんかでよくありそうなのだった。