第一話

映像だけはすばらしかった巌窟王の続編のようなオープニングが素敵な一品。本編はフィールヤングあたりに載っていそうな少女マンガ絵だったけど。

お話のほうは、終盤までなにがどうなっているのかの説明せずに、淡々とメインキャラクターと彼女らをめぐる状況を映し出していくという、視聴者の忍耐を試すようなやり方を採用。見せ方が平板なためお世辞にも面白いとはいえないが、最後の最後の話がまとまって、どうにか次回への興味はつなげたと思う。死者になってしまった主人公たちはこれから、対化け物のバトルに明け暮れる日々になるのであろうか? 四人がそれぞれにまったく違う人生観と性格をあたえられているところからして、チームバトルになるのはもう確実な気がするのだが(障害あるところにドラマありの法則ですね)、さて。