第四十四話「光の中で」

 猫娘が懐き、モーゼスはカイに愛を告白する、という話。
 前者はなかなか可愛かったので、それはよしてして、後者は露骨なそっち方面の需要を狙った台詞でほとんどギャグの世界である。何のフリもなかったものねえ。

 そして裏切られることがわかっているのに、敵の傘下に戻る話が次回。馬鹿ですな。
 視聴者にはそれがわかっていても、登場キャラにはその選択しかないように思わせるような要素をちゃんと見せておくべきなのだが、それが全然無いのだから、ただのお人よしにしか見えない。シフに常識がないってだけではだめなのだ。

 ああそうだ、なにが物足りないって、デイヴィッドさんが出ないこと。