第六話

 すこし調子が戻ってきたか?
 主人公の行動をちゃんと先読みしている狼、先発なのになぜか狼たちより後につく白雪といばらたちを巡るオフビートな展開。
 しかし今回最大の見所(恐怖ポイント)は、何の伏線も前振りもなく出現して、すべてを悟ったような台詞をはく主人公のお父さんであろう。もしかして、諸悪の根源はこいつなのでは、と思わせるわざとらしさである。顔も怖いし。
 これはあるいは、この親にしてこの子あり、ということなのか?