第十六話

 播磨、塚本家に居候するの巻。
 内容的には序盤の自作漫画を読まれる播磨のエピソードが一番ノっていて、いざ塚本家に入ると、微妙に恋愛ものはいっている八雲パートと、無関係の天満パートが双方の持ち味を殺しあってしまって、砂を噛んでいるような味気なさで一杯。
 船長以上に巨大な気がする編集長は漫画以上に大げさなノリで面白い。八雲の編集修行の話は確か原作ではいまだ放置なわけだが、どうするんだろう。同じように放置するんだろうか?