第百十八話

前半は、幽霊ちゃんの話という建前で、イッツオンリースクール水着、という話であったような気もしないでもない。水着の水抜き穴から気泡がでる描写なんて、超リアル志向のアニメでもなければ、普通やらない気がするので。
 あと、今回は小雪の小動物度が増していた気もする。口を横にした3の字にして「ッヒ!」って言う(発する?)のが、ハムスターっぽいというか。動物的直感で中身が幽霊であることに気付いているのではとかも思った。勘違いだったようですが。
 シナリオ的には、ケロロ達中心の話と見せてサクッと外すやりかた、そして、クライマックスにはちゃんとケロロを(文字通りの意味で)使いこなす、段取りの踏みかたはいい。

 後半のカレーの話のタイトル「カレーの曹長さま」は商品名からのネーミングなんだろうけど、川原泉を連想してしまうのはファンの性である。もちろん何の関係もなかった。
 しかしこっちは話が半分ぐらいで終わってしまった印象。カレー風呂でひねったつもりなんだろうが、夏美カレーとケロロカレーの対決ぐらいは見たかったなあ。