第十三話「血塗られた戦い」

クッチャケッチャ編終結。
　ん？　「幻術」がどこら辺までクッチャケッチャの王にかけられていたんだ？　ラクシャインイコールハクオロってのが嘘だったってことなのかな。　ダークハクオロはハクオロの正体に関わる話で、幻術とは関係ないんだろうけど。

　というあたりのよくわからなさはちょっと気になるが、そこにいたる流れ、前半のわりと軽めの出陣時にいたる流れ（限りなくラブコメな夜のエピソードとか、虎がらみの小ネタとか）から、後半の対エベンクルガに絞られたパワフルな合戦の対比は、上手く決まっていていい感じである。あっけなく誤解を解いたエベンクルガはこれまたあっけなく次回は味方になってそうだが、確実に味方を殺されているハクオロ軍としては複雑なものがありそうではある。

　細かいところでは、画面の隅っこで神獣を従えて妙に凛々しいアルルゥがよかった。

　次回はあの三国志の武将みたいなおっさんとの再戦。しかしおっさん、声に迫力ないなあ。内海賢二あたりの役回りだと思うわけなのですが。あるいは内海クラスでは勿体ない雑魚ということなのか。
　ともあれ、その声の情けないおっさんの側に、中立公正を旨とするとか言っていた翼人種がいたのは、よくある堕落系の翼人ということなのか、あるいは翼人も一枚岩じゃないということなのかねえ。