第三十六話「希望なき明日」

シフたちの話。斎藤千和キャラになにか既視感があると思ったら、猫娘か! モーゼスが鬼太郎という位置ですね。

 というのはともかく、恐ろしくあっけなく退場していくシフたち。クローン兵団も存外強くない。そしてせっかくの超速同士の戦いなのに盛り上がらないし。
 サヤもいまいち切れが無い。 

 そしてもうすっかり復活のデイヴィッド。酔いどれ化意味なし。ようするに「あれから一年、いろいろあった」を安直に説明するポーズにしかすぎなかったのね。

 あと、いまさらディーヴァ関連を再調査することにどういう意味があるのかね。アメリカとか国際政治、経済レベルに話を拡げるつもりなんだろうか?
 『殺戮のチェスゲーム』みたいな話にするならともかく、半端な社会派ものをやるのなら、超人バトル物と人情恋愛物で突き進んだほうがいいと思うのだが……。