第九話「崇殺し編 其の壱 兄」

スクランのバスケ編なみに見るのに気が重いシリーズ(いろいろな意味で悪夢)の始まりである。
 序盤、つまり今回の内容あたりまではいいんだけどねえ。とりあえずは、このバージョンでの状況説明、メイン二人のクローズアップの仕方と、そつのない序盤戦といえましょう。

 レナの発狂パートは、綿流し編三話目の魅音のはしごでの狂乱と同じ、意味不明の音声と映像の演出のズレが見受けられたが……。なにかの伏線のつもりなんだろうか?
 次回からはみたくないなあ。題材が嫌だ。今までとは逆にこのアニメ版における基本方針――「なんでもあっさり流す」を、最大限に発揮して欲しいところ。

 ときに、天井にまで火が回ったら、素人で鎮火は無理と消防署のおじさんが言ってましたが、まあイメージ画像ということで。