第七話「綿流し編 其の参 嘘」

どうやら四話ずつでまとめていくらしいシリーズの第二部の「転」にあたる章。

 雰囲気でなく、極端なキャラ豹変だけで引っ張るようになってきたのはよろしくない。ショッカーでなくサスペンスが肝だと思うんだけど。

 姉妹の葛藤劇は第三部ではなく、こちらのエピソードのメインだったように思うんだが……記憶違いだろうか。

 梨花たちのキャラは前シリーズでもそれほど打ち出せてなかったので、この退場だと何のインパクトもないではないですか。といっていまさら長々と日常をやるのも難しい、かな? でも全体に「村」を描き損ねているよなあ、これ。

 詩音がいなくなったことを知ってから電話に至る流れももうすこし溜めてやれば、電話が鳴っただけで怖かったはずだが、これではいまいち。でも、最後の笑い声はいい感じ。



 そういえばビジュアル面ではこんなところが気になったり。