第百四話

佐藤順一は総監督ではなく監修に。監督も山本祐介から、劇場版の監督近藤信宏へ。
 佐藤の実質離脱はともかく、監督交代は前監督の名前を憶えてなかったせいで、全然気づいてなかったが、とくに違和感もなかったので、これは無理のない引き継ぎというべきなのだろう。
 前半は一応新シリーズスタートらしく微妙にキャラ紹介も兼ねた展開で、夏美が弱いのが不満だが、それは仕方がない。
 後半は定番の絶対成功しない侵略作戦ネタだが、タンスの群れを見て「これじゃ小指がもたない」とかポールの「ここは私に任せて」とかのナンセンスっぷりがよろしい。オチはもうすこし捻ってほしかったなとは思う。
 新主題歌は割りとまとも。EDのほうは小室哲哉という名前を久しぶりに見ました。