第一話

前番組アリアとは異なりこちらは一作目の好評を受けての続編。
 でもまあノリはアリアと同じく「第二十七話」的。監督交代もあまり変化を与えてないようである。若干くどいような気もしないでもないが、前作のノリを忘れているのと、監督交代という予備知識と、現在の原作のあまりにつまらなさにともなう作品自体へのイメージの悪化、といった外的要因が多々考えられるので、新監督に関しては今のところ問題無しとしたい。
 さて、今回はまだまだそれなりに面白かった原作の最後の残り香のような部分である、天魔の勘違いや、播磨と八雲のはなし、あとオリジナルだったと思う(記憶が曖昧)時代劇話。どれも安定の出来映え。エンディング後のエロソムリエは寒いのでやめて欲しかったけど。
 ずっとこの調子で続けばいいのに、と思っているうちに「サバイバル編」の予告を見て、げんなり。まあどうにかしてまともなものに改変してくれると信じ……たいなあ。
 あとこれは、製作者達が悪いわけではないが、放映順がねえ。
 アリアで脳が就寝モードに入ってしまった状態でこの手のテンション高めのギャグについていくのは非常に疲れます。