第五話「強いられた結合」

 長男がちらりと本音を吐露。お話の都合でもあるし、そこまではいくらなんでも過保護という、弟たちを事件から完全に遠ざける試みの破綻が明確になる回でもある。
 話としては次男、三男ともに自分がスタンド使いであることを自覚して、いよいよ本編スタートといった風情だが、スタンドが自動で動きすぎなのがちょっと気にならないでもない。これからきちんと操縦法をマスターして、ジョジョのような頭脳戦は無理とはしても、アヤカシよりは面白いバトルをして欲しいところ。

 次男のお友達のアフロはただ出せるだけであまり戦力にはならない感じだが(三兄弟は「特A」で頭痛等のダメージ無くスタンドが出せて、そうじゃない人はアフロみたいになる――アフロヘアになるという意味ではない――ってことなんだろう)。中原麻衣キャラは、ヒロインではなくてダークサイドに堕ちる感じか? 

 予告の熊の着ぐるみが気になる。