第二話

いよいよ鮮明になるいじめの実態。教師はちょっとつらく当たるどころか、生徒によるいじめの無視、黙認という挙に出る。そればかりか、どうやら村全体で彼女を排斥しているようである。家とか燃やしてるぐらいだから、村八分どころか九分ぐらいいってそうだが、カップめんや日々の食料、日常品はそろえられているみたいだから、実はそれほど困ってないのかもしれない。冬になったら凍え死にそうな気もするが……。
そういう村の空気に対してなんだか知らないがやたらと強気に反発する主人公は偉いというべきなのか、明日をも知らない蛮勇なのか、何か確信があるのか、結構謎である。