第十四話

 ダカーポ芳野さくらからテールを一本取った田村ゆかり爆弾大炸裂。
ほとんど反則技である。
金色のコルダ』と同じく、年明け第一弾(にして、二クール目スタート)ということで気合が入っているのか。

脚本はまたもメインの渡辺陽ではない人だが、前回の半端な出来に比べると格段の進歩。こういう徹底して勢いで飛ばす話では上手くはまっている感じである。キャラクターの動かし方も無理がなかったし。堂島は面白かったし。ひよこも今回はそれなりに扱われていたし。

 まあ、天宮さんにかんしては、ゆかりが今回限りの登場であることに露骨にほっとしたり、ずいぶんと前向きな(陸君に対して、である)キャラになってますが。いったい正月休みのあいだに何があったというのか。

 にしても陸くんはモテモテすぎて羨ましいというよりは、見ていて怖いです。頼まれたも替わりたくないシチュエーションである。はっきりいって、番組が終わる頃には彼は全身バラバラにされているのではあるまいか。誰も手を離さない大岡裁きの犠牲者になってしまうのではなかろうか?

あと、「ときメモので検索してください」のCMの人が、徐々にネットゲーム廃人に近づいているようで、ちょっと不安な、今日この頃でもあります。