第百三十七話

 ケロロアニメ史上最低回。
見る価値がないどころか見なきゃよかったと思うケロロはこれが始めてである。
まったりとしたお話と見せて、友情もののパロディのような状態で終わる前半。オチなし。
後半はその続きで、寸止めに終わったまったりネタの仕上げかと思ったら、クルルの度を越した嫌がらせ(あれはもはやいたずらでなくて只の悪意の領域)が、徹底的に雰囲気を悪くし、そこをどうするのかと思ったら、全ては「侵略意識の復活へのネタふりでした!」と、何のケアもなく終わる。そんなのアバンタイトルで一分もあればできる話ではないか。何を考えているのであろうか。
 『ケロロ軍曹』のうち任意の一話を永久欠番にしていい権利が与えられたら、迷わずこれをそうしますね。