百三十五話

前半は、困ったときは外部キャラ、ということで、子供ケロン星人(名前がぱっと出てこない)がトラブルを文字通り引き連れてやってくるという話。それだけ。落ちがすでに思い出せないのは健忘症でしょう。

後半は、このアニメ提供は農協だったっけ、という、お米愛布教ばなし。ケロン人には不可解(なはずの)日本人の米に対する信仰に近い特別扱い――米粒ひとつとか大切にとかいうくせに、他の食材については特にうるさくない――を突いての侵略話にでもすれば、ケロロでやる意味があったのではと思うのだが、なんのひねりもなく「お米は大切にね!」で終わってしまったので呆然といたしました。ケロン人のあらゆる活動の歴史は、地球侵略の歴史である。ケロン人のあらゆる地球侵略の歴史は、敗北の歴史である。頭をひねれ、頭をひねれ、頭をひねれ! なんちて。