第六話「綻び」

対ナオミ編、そしてLの顔出し。

やっぱりライトは馬鹿で良いなあ。
 ルルーシュと違うのは、なんだろ、ピュア?

明るいキャラモードのライトは、こいつもしかしたら、普段は人目をしのんで、ときメモオンラインをやっているんじゃないかと思ったりもしましたが、もちろん気のせいである。

 本格登場のLは、意外にのっぺりしたデザインのせいもあるのか、変人というより自動人形っぽい解釈のようで、声も、山口勝平、顔が出て急に演じ方が変わったような? 

 しかし、長台詞の間を持たせるのにスタッフは苦労してますな。そしてその苦労は報われていると思う。カット割や、緩やかなパン、音の入れ方(基本画家環境音で、アクセントで音を入れるスタイル)で、一見実写的なのだが、押井守アニメがそうであるように、実写的な技法とはイコール実写移植可、とはならないだろう。この無機的な画面構成の連鎖であるとか、アニメではいとも簡単な静止画に近い表情の維持などは結局のところ、アニメならではものなのだ。大体、長まわしに耐えられる俳優がどれくらいいるかというと、ライトやLが演じられる世代にはほとんどいないような気がする。特にメジャーどころではそうだ。

 まあアニメでもリューク粧裕に関してはまだまだ違和感がつきまとってるわけだけど、まあそれでもだいぶ慣れたかな?