第四話

 学園祭の演劇編の前半。終わってみると前半と判るけど、一話完結ネタだと思ってみていたので、続いてびっくり。というか、次回何かやることがあるのか? ビアトリス――超能力関係の半端シリアスならば願い下げなのですが。

 次回のことは次回書くことにして、今回のことを書くと、眠れる森の美女を知らない高校生が全国にどれくらいいるのかがまず知りたいところである。『西の善き魔女』みたいに童話が普及してない世界というわけでもないみたいだし、いくら友達のいない、常人と外れたお嬢様という設定にしても、無理がありすぎると思う。いや、もしかすると真のお嬢様の世界的にはリアルな設定なのかもしれないが、常人にもそのあたりを理解できる描写が欲しかった。

 それ以外は「ラブラブバカップルな二人とそれをなんだかんだで暖かくサポートする生徒会」という構図がすでに確立されてて、見てて微笑ましい。やっぱりSF設定はいらないと切に思う。