第二話

 横紙破りの第一話から一転、ただのスカウトとアイドルの話になってしまった。いやまあわかっていたことだけど。またも物語の進行を完全に止めて歌を歌ってくれることをしていたのもまた事実なのだった。残念。
 はなしは、要するに野川さくらがともかくなにかにこだわっていてデビューしたがらない、でも歌は歌いたいというつながりのわからない主張を繰り返しているだけで、そこから一歩も進まないのだった。
 妹のメンバー化とかはサプライズでもなんでもないしね。

あ、ほとんど何の説明もなく主人公が昔マネージャーをしていた相手が出てくるあたりは、このアニメらしい、大胆な構成といえないこともない。あるいはもしかすると、彼女は先週歌っている中にいたかもしれませんが、あいにくこちとら、一気にでてきた総勢十二の同じ顔の女子を区別して記憶できるほど物覚えがめでたくねえんだぜ。視聴者のレベルを高く見すぎです。
ともあれ、次回あたりで野川キャラの「復讐」の実像がはっきりするといいですね。
あとは、望む歌謡ショー!