第二話

高速展開に過ぎた第一話から、少し落ち着いた間のある第二話。
そして、原作どおりにいまいちな話である。アニメ的にドラマチックなアレンジはほぼなし。安定といえば安定だがもったいないといえばもったいない。とくに、まひろにくっついたホムンクルスがらみはもっとサスペンスを盛り上げられたと思うし、斗貴子さんのホムンクルス化の恐怖もいまいち伝わってこない。序盤はできるだけいじってくれてよかったと思うのだが、それをやっていると尺が足りないのかなあ。

学校パートは前回も出てた三人のモブ生徒のリアクションを微妙に増量したりと、工夫のあともあるが、もっと増やしてほしいところ(しかしそうすると別の誰かさんにしか聞こえないまひろの出番も増えるのか……まあたくさんでれば慣れるかねえ)。

あ、オリジナル要素もあるか、斗貴子さんのおへそで頬を赤らめ、階段下から彼女のミニスカートを見上げて照れるカズキ。「エロスはぎりぎりで」ってことですか。