第二十三話「その 海と恋と想いと…」

 いってみれば銀婚式の話。

 灯里の天然超絶おせっかいでもなぜかオールオッケーなキャラが前面に出た話なのだが、お客さんの老夫婦の阪脩谷育子のコンビが超強力で、思いっきり強引かつ押し付けがましくうっとうしいぐらいに性善説、さらにはかなり古臭いお話であるにもかかわらず、ずしりと説得力がある。感動すらしてしまいそうである。シングルが客をとっちゃ駄目だろうとかそういうことすらどうでもよくなるのだった。

 そういえば、サントラスタッフのショーロクラブ妹尾武も出ていましたね。