第十八話「まんもすたいへん!」
ビバ変態!という話。若本大暴れ。
ただの変態じゃなくてあきらかに一閃超えて犯罪者の域に達しているのが混じっているのがいささか問題だが、適当な展開、作画の荒れすら、ギャグになっているように見えるこのマジック。
いやしかし楽しければそれでいいのだ。
ラストのオチ(薫がらみ)はまあ基本というか定番っぽいが。ナデシコは理解たうえで敵になって自己犠牲落ちかねえ?
とか油断してみてたら、最後にとんでもないものが。
マッチョ変態エンディングテーマ。
唄も男で、映像はマッチョ(しかもオリジナルより作画いいでやんの)
しかも歌詞までしっかり作り直してる!
ぶらぼーへんたいへんたい。
と思ってたら今度は次回予告が……なぜ築地俊彦?
駒都えーじのイラスト本にタイトルつけたり、イラストのあいたページに文章を書いている人だが、この人の作品は、人間不信と露悪趣味と底ぐらい憎悪がそこここに浮き出ていてとても面白くないので、ちょっとどうにかしてほしい。せっかく好調なのになあ。
と、飛道具を出しすぎの一編でありました。疲れる……。