つなぎの一編。
小夜とカイの絆。小清水亜美と名塚香織の、慰めあいのようなもの。
がしかし、見せ場はやっぱり、ギロロ対ムツミの静かなる対決でありましょう。絵がいまいち動かないのが難だが、声を聞いているだけでも面白い。
黄昏の中、草原を浮遊する小夜のイメージシーンは、音楽家(今回の役回りはプロデューサーだが)つながりで『グラディエーター』の「彼岸の夢」を思い出させる。
しかし次回で、ソロモン退場?
残り十話でなにかおおごとになるってことなのかね。ネット経由でディーヴァの歌が流れて、世界中の素質ある者が覚醒、みたいな。