第二十八話「限りあるもの」

小夜が参加した戦いでは過去最高のテンション。けっこう盛り上がった。
 がしかし、話は微妙だ。
 第五の塩基あたりはいいとしても、小夜たち赤い盾組とカイとで会話が成立してない。しかも、二度同じずれトークをやるのは脚本的にどうなんだろうか? あの辺を一つにまとめて、なぜ赤い盾&小夜が対話が不可能とするのか、カイの主張とちゃんとぶつけてディスカッションさせておけばよかったのに。そうしておけば、議論が物別れに終わっても、いざシフ襲来となったときにそれぞれの思惑が明確だから、より盛り上がったように思う。
 シフも馬鹿すぎだ。カイの言葉で凍るってことは、はじめからまったくそういう発想がなかったということで、やっぱり人としての常識はまったく教えられなかった集団だったということなのかねえ。そういう不幸、ということなのかもしれないが、それ以前に、馬鹿に見えてはおしまいだ。
 次回、予告を見る限り小夜の血でイレーヌが助かることはないが、シフが敵じゃなくなったりはしそうだ。味方にもならないだろうが。
 もっとも今回、ハジにも寿命らしきものがありそうな気配なので、あるいは?

 なお、今回やくざの娘の名前をようやく覚えました。お尻のアップは意図的な気がする。お色気担当?