第二話

わかった!  これ、オカルトサスペンスだ!
 エトワール様は、白蛇の精かなにかの魔性のもので、だから主人公がその視線で身動きが出来なくなってしまうのである(第一話なんて一発で気絶だし)。お気に入りをとっかえひっかえするのだって、一人からは一定量しか取れないものを求めているからに違いない。
 というのはまあともかくとして、作画もシナリオもお気の毒しかいいようがない出来。いくつかの設定やらネタをばら撒いただけなんだもの。どこまでもフェイクで通すとしてももうすこしやりようがあると思う。『ネクタイが曲がっていてよ』をなぞるにしたってただ無意味に持ってきてもねえ。
 清水愛キャラのポエムはヴォゴン人クラスの破壊力でした。