[いぬかみっ!] 第九話

眼鏡のやおい趣味のいぬかみを軸に、薫配下のいぬかみたちと啓太のふれあいという趣向。
 水着やらパンツ(ただし未着用のもの)なんかもでてきて、わりと直球の萌え的なイベント話、なのだが、そこはこのアニメ、やたらとねちこい変質者たちの描写もばっちりあるのだった。おまけに毎回無意味にループしたり巻きもどしたりしている提供クレジット画面も、緊縛親父の腰の痙攣ループ。
 このもはやアンチ萌えなのではと疑ってしまうスタンスこそ、アニメの醍醐味といえましょう。
 にしても啓太はなぜようこには欲情しないんだ? 好きなだけ好きなことができそうな気がするんだけど。
 いずれあるはずの回想編の続きでそのへんがでるのかな? 諸星あたると一緒で身近にいると興味がなくなるタイプなのかもしれないが。