第七話「その猫の王国へ・・・」

猫の集会と水没廃墟の話。
 原作だとたしか映画『ビューティフルドリーマー』テイストが強かった印象だが、そこはだいぶ和らげられて、ゆったりとした廃墟幻想物に仕上げた。佐藤順一の適度に緊張感がある(といってホラーにはならない)コンテがいい。
 先週と被る気もするが、考えてみると基本的にこのシリーズはほとんどみんな同じような話なのだった。そしてそれでいいのだった。
 しかし灯里たちは「はじめて見る水路」がありすぎです。ないと話が始まらないのはわかってるけど。