第十四話「星のキオク」

銀さんのような猫屋敷さんメインの話。キャラ的にはわりとどうでもいい人ですが、猫を溺愛しているという点に関しては高く評価できる。溺愛してるわりに戦闘に繰り出して殺されるかもしれないリスクを与えている点は気になりますが。
 今回の敵、というか依頼人キミキスのサックスマンのような外見でキミキスのサックスマンのような声で喋るシスコン。儀式中にきょうだいがトラブルにあう話は前もあったな。
というのはともかくとして、サックスマンは薬売りになってれば負けなかったかもしれないけど、サックスマンでは無理、という話。いや、音楽勝負なら勝てたかな? サックス対猫オーケストラ。
 福山潤キミキスでの役回りがここにも波及してきてもはや完全に脇役。でも、前回と同じく、話としてはずっこけず見られる。ということはつまり、シリーズ最大の癌はお兄ちゃん社長のギアス覚醒である可能性を示唆している。どころかお兄ちゃん社長そのものが癌なのかもしれない。彼の現時点での存在意義はラブコメ要因としてだが、作り手がそちらにぜんぜん力を入れないし。